2017年 06月 01日
ショーシャンクの空にで英語リスニング |
ショーシャンクの空にを久々に英語でみました。
語学学習をする時は字幕もオフにすると良いですね。
聴くときは字を見ると無意識のうちに母国語モードになってしまうので気をつけましょう。
私の字幕を塗りつぶして語学勉強をするアプリも是非使ってください。
私はモーガンフリーマンが好きなので彼の出演する映画をよく見るのですが、スラングを使いながらも紳士的なその話口調は少し憧れております。
彼の役柄でもあるレッドのセリフの中に印象的な表現がありましたため、お伝えします。
映画の中で度重なり、Institutionalizedという言葉を彼は使っております。
収容するという意味合いもあるのですが、映画ではもっと深いような意味合いが込められていたようにも思えます。。日本語字幕ではどのように訳されていたか見なかったため、日本語での正解はわからないのですが、そのInstitutionalizedという言葉を母国語のままでしみじみと感じてしまいました。
その意味は人によって様々なとりようもあるかと思われますが、私としては「長年収容施設で生活をするとその生活に慣れてしまい、普通の人間としての生き方を失ってしまう。」という風な意味合いに受け取りました。この意味合いをInstitutionalizedという一言に込められていたのではないかと思えます。
これは学校や会社などある一定の集団や場所で毎日を過ごしていると、それを当然のことと思い何かを失ってしまうことにも言えることと思います。もちろん、この場合はInstitutionalizedという表現は少し不適切かもしれませんが、「慣れ」という点では私たちの普段の生活でも考えさせられることは多々あります。
ブルックスの収容所内では皆から慕われ、頼りにされていても、一度出所すると誰からも必要とされず、悲しい結末をたどる人生などでは本当の幸せとは何なのかを改めて考えさせられます。
この映画は収容所の中と外で変わる人生を生々しく描写している映画ではありますが、英語のリスニングのみならず自分の生き方も見つめ直すきっかけにもなるかもしれない作品のため紹介させていただきました。
PS
英語のリスニングポイントのオススメは収容所でヒソヒソ話するところですね。
断片しか聞き取れないところをあえて英語リスニングで挑戦するのは実生活に役立つリスニングかと思います。そもそも、ヒソヒソ話が収録されたリスニング教材などありませんから、こういうので頑張りましょう。(アンディがレッドに出所したらの話をするところなんて、うまく聞き取れず3回目でやっと理解できました。)
by catch-questions
| 2017-06-01 18:44
| 動画番組で英語学習